先日、関西相続診断士会の勉強会に初参加してまいりました。「もめない相続のために、不動産専門家から見た実務と提案」というテーマでした。相続の種類の中で43.3%が不動産の割合です。たいていの人が相続の時に不動産をどうするかという問題に直面します。
誰しもがうちは財産が住居だけだし(財産ないから)、兄弟仲がいいから揉めないと思っています。勉強会での事例を聞き、不動産1つでも相続人(配偶者・子)に何も伝えていなければ十分予備軍である事を自覚しました。通常は親が先になくなるのが普通でしたが昨今平均寿命が延び、また親世代は大変元気な為、子供世代が先になくなったり、離婚、再婚も珍しくない時代です。相続に関してはますます複雑になるケースが増えていくでしょう。相続人が揉めないで笑顔相続にすることは被相続人の義務であり責任であると強く感じた講義でした。
【不動産は共有にするな!】
また不動産は分けることの出来ない為、相続時に兄弟姉妹間で揉めないように安易に均等に共有名義にしてしまうケースがよくあります。この場合は将来揉める原因を作ってしまうだけで、問題を先送りしたにすぎません。
他にもいろいろな事例を聞き、大変勉強になりました。
また、簡単に相続診断出来ますので気軽に相談して下さいね!