不動産を売却する際には、どれくらいの期間がかかるかご存じでしょうか。
できれば早く売りたいものですが、なかには売却が長引くケースもあります。
そこで今回は、不動産の売却を検討している方へ向けて、何が原因で売却が長引くのか、また早く売るためのコツについて解説します。
不動産の売却が長引くのを避けたい!まずは原因を知ろう!
そもそも不動産の売却活動を始めてから引き渡しまで、どれくらいの期間が平均的なのでしょうか。
まず物件の査定を依頼し、仲介業者を決定したり販売価格を決めたりと、準備期間におよそ1カ月。
そのあと購入希望者の内覧の受け入れや交渉などに対応し、最終的に売買契約の締結までには、平均で3カ月から6カ月かかると言われています。
購入希望者がすぐに現れてスムーズに契約まで進めば、もっと早く売れる可能性がありますし、反対に6カ月以上かかるケースも少なくありません。
売却が長引くのを防ぐためには、なかなか売れない物件で考えられる原因をまずは知っておきましょう。
長引く原因
●販売価格と相場との違いが大きい
●タイミングが需要と合っていない
●不動産会社との相性がよくない
●物件に問題がある
●需要がない
このように、さまざまな原因が考えられます。
売却活動を始めてみないと分からない部分もありますが、まずは注意点として頭に入れておきましょう。
不動産の売却が長引くのを避けたい!早く売るための対処法
ではなかなか売れなかった場合、どうすればよいのでしょうか。
上手に早く売るための対処法をいくつかご紹介しますね。
●価格を下げる
●物件を清潔に保つ
●別の不動産会社に依頼する
●不動産会社に買い取ってもらう
まずは価格を見直してみましょう。
周辺の相場と比較して販売価格が高めなら、下げることを検討してみてはいかがでしょうか。
売却が長引けば、「売れ残っている」というイメージがついてしまい、結果的に値下げをしなければならなくなる可能性があります。
なかなか購入希望者が現れない場合は、思い切って価格を下げるのも対処法の一つですよ。
内覧者は来るのに売れない場合は、興味は持ってもらえているのですから、いつも清潔に保ち、買いたくなる物件にしましょう。
不動産会社の売却活動に不満がある場合は、別の会社に仲介を依頼するとよいですよ。
直接買い取ってくれる不動産会社の場合は、購入希望者を募るよりも、早く売却できるので、価格や条件などを相談してみてはいかがでしょうか。