転勤や相続によって使い道のなくなった住宅を、どのように活用するのか悩んでいる方も多いことでしょう。
大きな選択肢として、使わなくなった住宅は売却して現金化するか、貸し出して家賃収入を得るかの2つの道があります。
そこで今回は、一戸建て住宅を所有している方に向けて、使わなくなった住宅を貸すのか売るのかの判断方法ご紹介します。
戸建て住宅は売る?貸す?おすすめ選択はどっち?
住宅を手放すことにしたら、大きく分けて売却する方法と賃貸物件として貸す方法の2種類の方法が挙げられます。
どちらを選択するのか決める上でおすすめしたいのが、今後その戸建て住宅に住む予定があるか、との観点から見極める方法です。
今後一切住む予定がない場合は、築年数が経つ前に素早く売却することで、不動産を現金化できます。
住宅を残すと維持管理費などのコストが発生するため、今後住む予定がなく維持管理の手間をかけたくない場合は、売却するのがおすすめです。
一方で、住宅に思い入れがある場合や今後住宅に住む可能性がある場合には、賃貸物件として貸し出すことで物件を維持できます。
賃貸需要が高い駅近くや都心部などの物件では、定期的な家賃収入が見込めるため、特に貸す方法がおすすめです。
戸建て住宅を売る場合と貸す場合それぞれのメリット・デメリット
戸建て住宅を売る場合と貸す場合には、それぞれ次のようなメリット・デメリットがあります。
売る場合のメリット・デメリット
売る場合のメリットとしては、次の2点が挙げられます。
●まとまった資金を取得できる
●維持管理費などのランニングコストがかからない
一方で、デメリットとしては次のような点が挙げられます。
●資産である不動産を手放すことになる
●ローンが残っている場合はローン完済のための費用がかかる
貸す場合のメリット・デメリット
貸す場合のメリットとしては、次の2点が挙げられます。
●不動産収入が見込める
●住宅を手放さずに済む
一方で、次のような点はデメリットです。
●貸すための設備投資やリフォーム代金、修繕費用などがかかる
戸建て住宅を売る・貸す場合の収支シミュレーション
戸建て住宅を売るか、貸すか悩んだ場合には、10年程度の長期的な視点で収支のシミュレーションをして、どちらがお得か検討するのがおすすめです。
不動産を売却するときには、税額を3,000万円まで控除できます。
一方で貸すときは、10年間の場合、次のような計算式で入ってくるお金を計算できます。
●(賃料・共益費×12か月×10年間)+(礼金・更新費用×更新頻度)
具体的に売却したときに手元に入ってくる現金と、10年貸し出したときに入ってくる収入を比較検討することで、どちらがお得な方法か図れるでしょう。
まとめ
今回は、一戸建て住宅を所有している方に向けて、戸建て住宅を貸すのか売るのかの判断方法をご紹介しました。
所有する物件の位置するエリアや賃貸需要などによっても条件が異なるため、慎重に比較することをおすすめします。
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