土地を購入して建物の建築を検討する場合、建ぺい率や容積率といった制限に注意する必要があります。
建ぺい率や容積率はどのように計算するのでしょうか。
算出方法や制限が緩和される条件などについて解説します。
土地に建物を建設する際に知っておきたい建ぺい率とは?
建ぺい率とは、土地の面積に対しての建築面積の割合をいいます。
建て坪という言葉でも呼ばれます。
行政が都市計画に基づき、建築基準法などの数値を用いて、地域ごとに上限が決められています。
2階建てで各階の面積が違う場合は、広い階の方の面積を元に算出します。
土地が100平方メートルで建ぺい率が60%の場合、60平方メートルまでの建物を建てられます。
土地に建物を建築する際の延床面積の割合である容積率について
容積率とは、土地の面積に対しての延べ床面積の割合をいいます。
延べ床面積を土地の面積で割って100をかけて算出します。
100平方メートルの土地に建てられている一戸建て住宅で、1階、2階の延べ床面積が合わせて75平方メートルの場合の容積率は75%となります。
容積率も都市計画に基づき、地域ごとに建築基準法の数値を用いて、上限を定めています。
その他にも前面道路幅員制限や斜線制限、日影規制など、さまざまな規制が設けられています。
土地の建ぺい率や容積率に算入されない緩和規定や条件とは
制限が設けられていると、理想通りの住宅の設計が難しくなる可能性もあります。
しかし、以下の箇所は計算の際に面積として含まなくても良いとされています。
地下室
建物に地下室を設ける場合には、延べ床面積の3分の1以下までは、容積率を算出する際、含めなくても良いとされています。
外壁から突き出しているベランダや庇
建物の外壁から出ているバルコニーやベランダ、庇の場合は、突き出している部分が1メートル以内であれば、建築面積に含まれません。
そのため、出窓も算出されませんが、壁から50cm以上出ていない、床面から30cm以上の高さなど、設置に条件があります。
ロフトや屋根裏収納
ロフトや屋根裏収納を設置する場合、階の床面積の半分以内であれば算入されません。
吹き抜け
天井がない吹き抜けは、採光の役割があります。
上から見ると床がないと考えられますので、算入されません。
階段の隣に吹き抜けを設置した場合ですと、階段も計算に含まれません。
まとめ
建物を建てる上で、建ぺい率と容積率について知っておくことはとても大切です。
制限を超えていると、住宅ローンを組むことができなくなります。
建築に関する制限や緩和条件を把握して、詳細については、専門家に相談をしながら理想の住宅づくりを目指しましょう。
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