マンションの売却を検討していても、先に引っ越しをするのは負担が大きいものです。
できることなら、住みながらマンション売却をしたいという方も多いでしょう。
住みながら物件の売却をすることはできます。
今回は、住みながらマンション売却はできるのか、そのメリットや成功のためのコツについてご紹介します。
住みながらマンション売却はできる？
結論としては、マンションを住みながら売却することはできるし、実際そうしたケースは多いのです。
売るときには空き家にしなくてはいけないと思われがちですが、そんなことはありません。
今すぐに引っ越すことはできないけれど、売却活動を始めたいという方にはこの方法がぴったりでしょう。
購入検討者が内覧の希望をしてきたら、不動産会社の営業マンがアポイントを取ります。
双方の予定を調整して来訪日時を決めるので、急に来訪することはありません。
物件の案内は営業担当者がアテンドしてくれるので、必要なのは立ち会いだけです。
住みながらマンション売却をするメリット・デメリット
メリットは売り出し期間中に引っ越しをしなくて良いということです。
引っ越すまで自宅に住み続けられれば、1回の引っ越しで済ませることができます。
住みながら売却することで、売却益をローンの一括返済に充てたり、新居の購入資金にしたりできます。
また、期限が迫って不本意な値下げをしてしまうということもありません。
内覧時にも家具があることで実際の生活をイメージしやすく、購入希望者へ直接魅力を伝えられます。
しかし、あまりに生活感が出すぎてしまうと、購入意欲を低下させてしまう可能性があります。
クリーニング前の自宅なので、タバコやペットのにおいなどを嫌う方がいることも忘れてはいけません。
たくさんの方に内覧してもらおうと思うと、スケジュール調整も難しくなります。
内覧時には立ち会いが必要となるので、週末のたびに内覧のスケジュール調整が必要となることも珍しくありません。
住みながらマンション売却を成功させるコツとは
成功させるためのコツとして、余裕あるスケジュールが挙げられます。
すぐに見つからなくても、住みながらであれば焦らずに活動を続けられます。
内覧希望者への対応も重要です。
部屋の状態もできるだけきれいにしておきましょう。
喫煙者やペットがいる家庭ではにおいにも注意が必要です。
においがデメリットになってしまうこともあります。
生活しているイメージを伝えやすいのがメリットですが、過度な生活感を印象付けてしまうのはデメリットになってしまいます。
部屋の整理整頓や掃除は念入りにおこなっておきましょう。
また、売り出しと同時に新居探しも忘れてはいけません。
売却は成功したけれど、次に住む場所がないとならないようにしましょう。
まとめ
マンションに住みながら、マンション売却をすることは可能です。
メリットやデメリットをしっかりチェックして、スムーズな売却を心がけましょう。
部屋をきれいにしておくことが売りやすくするためのコツです。
いつでも内覧ができるように準備しておきましょう。
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