不動産売却はスムーズに流れが進むケースと、なかなか売れず長引くケースがあります。
不動産の価値は年数が経過するほど下がってしまうので、売却の期間の目安を事前に理解し、スムーズに売れるよう対策しましょう。
そこで今回は不動産の売却をご検討中の方に向けて、不動産売却が長引く原因と対処法についてご説明いたします。
長引く前に知っておこう!不動産売却にかかる期間の目安
不動産売却にかかる期間は3~6か月程度が目安で、以下のような流れで進めます。
情報収集・査定・媒介契約:1~4週間
まずは自分で情報を調べ、不動産の相場などを把握します。
不動産会社に査定を依頼し、媒介契約を結ぶまでは、およそ2~4週間程度の期間を要するのが一般的です。
売却活動・価格交渉・売買契約:1~3か月
売り出し価格を決めたら、チラシやインターネットなどに広告を掲載し、売却活動をおこないます。
購入希望者がすぐに見つかる場合もありますが、価格交渉をおこなうと期間が長引く可能性があることを覚えておきましょう。
決済・引き渡し:1~2か月
買主が住宅ローンを利用する場合は、審査に2~4週間程度かかります。
売買契約締結時に手付金を受け取っていますが、残金は住宅ローンの決済時に受け取り、それと同時に物件を引き渡したら完了です。
不動産売却が長引く原因は?
以下のような原因により、不動産売却が長引くケースがあるので注意しましょう。
販売価格が高い
相場よりも高い不動産は、売却が長引く可能性があります。
なかにはリフォーム代金を価格に上乗せするケースもありますが、中古物件は買主が好きにリフォームをおこなうことも多く、リフォームせずに安く売り出すほうがおすすめです。
買主の条件に合わない
築浅の物件や駅近の物件は、人気が高いので売れやすいです。
一方で駅から遠かったり、周辺にスーパーマーケットがなかったりなど、立地に問題がある場合は、不動産売却が長引く可能性があるので注意が必要です。
繁忙期からずれている
不動産は進学・就職・転勤など、人が動く春や秋のタイミングで売れやすくなります。
売却活動を始める時期が繁忙期からずれると、不動産売却が長引く可能性が高くなるでしょう。
不動産売却が長引くのを防ぐ対処法は?
不動産売却を長引かせないためには、清掃をしっかりおこない、清潔感のある物件にすることが対処法として挙げられます。
とくに内覧時に物件の第一印象を左右する玄関と、汚れが気になりやすい水回りを念入りに掃除しましょう。
売却が長引いてお悩みの方は、販売価格を下げるのも対処法としておおすすめです。
また弊社では不動産の買取もおこなっておりますので、不動産の早期売却をご希望の場合はぜひご相談ください。
まとめ
今回は不動産の売却をご検討中の方に向けて、不動産売却が長引く原因と対処法についてご説明いたしました。
不動産売却が長引くと時間も労力も消費し、ストレスがたまってしまうので、今回ご紹介した対処法を参考にして、スムーズな売却を目指しましょう。
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