近年、不動産を簡単に査定する方法として、AIによる査定が注目されています。
しかし、AI査定とはどのような仕組みの査定なのか、ご存じない方も多いのではないでしょうか。
今回は、不動産のAI査定の仕組みやメリット・デメリットについてご紹介します。
不動産のAI査定の仕組みとはどのようなもの?
不動産のAI査定とは、人工知能を使用してインターネットで査定する方法です。
AIに所在地や面積、築年数などの必要な情報を入力すると、AIが過去の取引データと照らし合わせて速やかに不動産価格を割り出す仕組みです。
過去の取引データは、主に類似物件の売買取引の履歴を利用します。
最近では、パソコンやスマートフォンのアプリケーションを使用して無料で査定できるものも多く見られます。
AI査定が不動産会社のホームページに導入されているケースなども増えているようです。
不動産のAI査定で知っておきたいメリットとは?
AI査定のメリットは、数秒から数分程度で素早く査定価格を算出できることです。
従来の査定の場合も過去の取引データを使用しますが、査定結果がわかるまでに数日から1週間程度かかることも珍しくありません。
AI査定は、必要な情報を入力するだけで査定結果がすぐにわかるため、査定価格を早く知りたい方におすすめです。
また、連絡先はメールアドレスの登録だけで済むケースも多く、匿名でも査定できます。
不動産会社の担当者とのやりとりもなく、他人に知られないため気軽に査定できます。
査定後に営業の電話が来る心配もありません。
不動産のAI査定で知っておきたいデメリットとは?
不動産のAI査定のデメリットはAIがレインズのデータを利用できないため、査定結果に実際の売却価格と誤差があることです。
一般的に実際の売却価格は、ネット上の取引データとなる売り出し価格より低くなる傾向にあります。
とくに、建物の築年数が30年を超える場合は、売り出し価格より3割程度低くなるケースもあるほどです。
また、一戸建ての場合は、土地の面積や形状、建物の広さなどの条件が物件によって異なります。
しかし、AIは現地確認ができないため、正確な査定がおこなえません。
マンションの場合は、現地確認でわかる日当たりや眺望などのプラスのデータを査定価格に含めることができません。
そのため、個別に現地確認をおこなう従来の訪問査定よりも、AI査定の結果は精度が低くなります。
ただし、取引事例が多いマンションの場合は、査定の精度が高くなることもあるでしょう。
まとめ
不動産のAI査定の仕組みやメリット・デメリットについてご紹介しました。
AI査定は、匿名で素早く査定価格を把握できます。
しかし、個別に現地確認していないため査定結果の精度は低くなります。
正確な査定をお望みの方は、従来の訪問査定がおすすめです。
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