尼崎市は、住宅ローン専門の金融機関「アルヒ」が発表した「本当に住みやすい街大賞2018 in 関西」で、堂々の1位に輝いた街です。
若い新婚カップルの方でも購入しやすい価格帯の分譲マンションが続々と建ち、子育てファミリー世帯から人気を集めています。
そんな尼崎市で子育てをするうちに、少しずつ気になるのが、子どもが大きくなったら使わなくなるベビーベッドやベビーカーではないでしょうか。
誰かにゆずったり、フリマアプリで売ったりするのも良いですが、貰い手がなかったら、粗大ごみとして処分するしかないですよね。
そこで、あらかじめ知っておきたい、尼崎市における粗大ごみを処理する方法を解説します。
尼崎市では、寝具・ベビーカー・三輪車・自転車・電気製品・家具などが、粗大ごみ(大型ごみ)にあたります。
大型ごみ料金表に書かれていないものでも、最大の辺、または径が50cm以上のものは大型ごみになります。
タイヤ・消化器・プロパンガスボンベ・パソコン・原付・家電リサイクル法対象のもの(エアコン、洗濯機、衣類乾燥機など)は、粗大ごみとして収集していません。
これらは、クリーンセンターに持ち込んで処理してもらうこともできませんので、業者に引き取り依頼をしてください。
尼崎市では、粗大ごみの処理は有料となっています。
料金は、下記を参考にしてください。
1)家庭電気製品
電子レンジ:600円
掃除機:300円
2)冷暖房機器
扇風機:300円
3)音響機器、楽器類
電子ピアノ:1,500円
4)家具、敷物類
2人がけ以上のソファ:1,200円
チャイルドシート:300円
5)寝具類
セミダブルサイズ以上のベッドマットレス:900円
ベビーベッド:600円
6)台所用品
ガスコンロ(2口以上のもの):300円
7)乗り物類
自転車:600円
ベビーカー:300円
8)趣味用品
スーツケース:300円
ベビーバス:300円
大型ごみになるのかわからない場合は、家庭ごみべんりちょうで確認できるほか、家庭ごみ案内ダイヤル(06‐6374‐9999)で問い合わせることができます。
尼崎市では、粗大ごみの収集時間の指定ができません。
また、土日は収集していないので、注意しましょう。
大型ごみの場合は立会いが不要なので、平日に仕事がある人も大丈夫です。
ただし、引っ越しに伴う「臨時ごみ」は、ごみの量などを確認するため、収集時に立会いを求められるので、平日に休みを取る必要があります。
クリーンセンターへ直接持ち込みをする場合も、事前申し込み制で有料なのでご注意ください。
1)まずは、家庭ごみ案内ダイヤル(06‐6374‐9999)で、事前に収集日の予約をします。
受付番号を口頭で伝えられるので、必ずメモの準備をしておきましょう。
[受付時間]※年末年始を除く
月~金曜 午前8時から午後5時
土祝 午前9時から午後4時45分
2)収集日までに、出す大型ごみの収集料金に応じた枚数の、「ごみ処理券」を購入します。
3)ごみ処理券に氏名か受付番号を記入し、大型ごみ1点ずつに、目立つ所に貼りつけて出します。
ごみの追加などがある場合は、必ず事前に連絡しましょう。
ごみ処理券は、「尼崎市ごみ処理券取扱店」のシールを貼っているコンビニ(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンなど)や、尼崎薬業協同組合、尼崎商店連盟加盟の取扱店で販売しています。
いかがでしたか?
尼崎市の粗大ごみの処理の仕方をあらかじめ知っておけば、そのときに「どうやってごみに出すんだっけ?」と慌てなくて済みますよ。