財産をしっかり残すために相続対策をしたいけど何をすれば良いか悩む方は多いです。
さまざまな方法で財産を理想的な形で残せる可能性がありますが、要件が厳しく設けられていたり脱税リスクを伴ったりするため気を付けましょう。
本記事では、家族信託のやり方と流れをお伝えしたうえで必要な書類と注意点を解説します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
尼崎市の売買戸建て一覧へ進む
家族信託のやり方と流れ
家族信託のやり方と流れは、まずは家族内で目的と設定方法の話をして信託契約書を作成して公正証書にします。
一般化されていない制度で正式なテンプレートは存在せず、あらかじめ決められた条項と内容が漏れないように確認したうえで作成してください。
続いて信託財産を受託者の名義に変更して信託財産の登記、金銭の信託を適切にするために銀行口座の開設をおこないます。
受託者は財産管理を認められているのみであり財産を引き継いだわけではないため、受託者が前から持っていた口座に直接送金はできません。
▼この記事も読まれています
成年後見人による不動産売却方法とは?手続き・売却方法や必要書類を解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
尼崎市の売買戸建て一覧へ進む
家族信託の手続きに必要な書類
家族信託の手続きで求められる必要書類一覧は、本人確認証明書・受託者と受益者の印鑑証明書・受託者と受益者の実印・信託財産の資料・戸籍謄本です。
必要書類の提出が求められるタイミングは、公証役場に出向いて作成した信託契約書を公正証書にするときです。
不動産を家族信託として認めてもらうためには、追加で不動産登記の必要書類として登記済証もしくは登記識別情報・受託者の住民票と認印が求められます。
印鑑証明書は発行から3か月以内である必要があるなど、いくつかの条件があるため早急に準備を進めましょう。
▼この記事も読まれています
相続した家を正しく対処して空き家管理をすることは大切な終活のひとつ
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
尼崎市の売買戸建て一覧へ進む
家族信託のやり方の注意点
加増信託のやり方の注意点として、信託制度を利用すると法定相続人の中で特定の人だけが優遇されているように見える可能性があるため家族の十分な理解が必要です。
明確な目的で財産を管理する意識を持って私利私欲のために杜撰な管理をすると後からトラブルになりかねません。
また親族の財産を管理するのであれば、成年後見制度・遺言書・商事信託などさまざまな手段があるため家族信託以外の方法も検討するとトラブルを防げます。
どの制度を利用するにしても決めておくべきこととして、誰が何の目的で財産を管理するのかを共通認識として持っておきましょう。
▼この記事も読まれています
リバースモーゲージの利用で充実した老後を!仕組みをわかりやすく解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
尼崎市の売買戸建て一覧へ進む
まとめ
家族信託は、特定の人が財産の管理・運用の権限を持てる制度であり、まだまだ浸透していないものの認知症や重篤患者の家族には有効です。
正式なテンプレートが用意されていないため証書作成時に条項・内容を記入する作業が複雑で必要書類も多数あるため準備に時間がかかります。
また後から家族とトラブルになる可能性もあるため、必ず話し合いをして全員が納得したうえで手続きを進めましょう。
尼崎市の不動産売却なら有限会社CSホームへ。
お客様に最適なサービスを提供いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
尼崎市の売買戸建て一覧へ進む
有限会社CSホーム メディア担当
弊社では尼崎市・伊丹市・宝塚市等を中心に不動産情報のお探し(購入)、不動産売却(査定)、新築戸建・中古戸建・売土地・中古マンションなどの売買仲介や、賃貸仲介・賃貸管理まで幅広く行っています。ブログでは不動産に関連した情報をご提供します。