親が亡くなったときに、親が住んでいた家を相続する場合があります。
ただ、相続する家が遠方にあったり、すでに自分が住む家があったりした場合、その家に住む必要性がありません。
このようなときに、相続した家はどうすることが良いのでしょうか?
こちらの記事では相続した家が空き家状態の場合について解説していきましょう。
相続した不動産が空き家状態になったときの管理方法について
相続した家に住む方が誰もおらず、空き家状態になってしまった場合には、定期的にその家に足を運んで管理をする必要があります。
ここでは空き家を管理する方法をご紹介します。
換気をする
空き家は窓を閉めっぱなしにしているため湿気がたまりやすく、家が傷みやすくなります。
定期的に窓を開け放って換気をすることが大切です。
通水をする
長期間、水道を使わずにいると水道管が錆びたり破裂したりしてしまいます。
これを避けるため、1か月に1度の割合で通水をする必要があります。
掃除をする
室内にたまったホコリを取り除くことはもちろん、庭や家の前の掃除もしましょう。
相続した不動産を空き家状態のまま放置した場合のデメリット
相続した家に住まない場合、空き家状態のままで放置しておくと、次のようなデメリットがあります。
家の価値が下がる
空き家状態で管理をしないでおくと建物が傷み、いざ売却しようと思ったときに価値が下がってしまいます。
建物が倒壊するリスクがある
放置したまま長い年月がたつと、家の状態がさらに悪くなり倒壊するリスクも高くなり、危険です。
倒壊しなくても、家の部品が破損して他人に迷惑をかけることもあり、そのようなときに責任を負わなければならない所有者責任が課せられています。
特定空き家に指定される可能性がある
空き家を放置しておくと特定空き家に指定されてしまう可能性があります。
特定空き家に指定されると、固定資産税の軽減措置対象から外されてしまうため注意が必要です。
相続した不動産を空き家状態にしないようにするための解決策
さまざまなデメリットがある空き家の放置ですが、そのような状態にしないためには、次のような解決策があります。
●解体して更地にし、駐車場などの再利用を考える
●無償でも構わない場合、空き家を譲渡する
●売却する
まとめ
相続した家に住む予定がなく空き家になってしまう場合、定期的に管理をすることが必要です。
空き家状態のまま放置しておくと建物が倒壊したり、固定資産税の額が高額になったりと、さまざまなリスクがあります。
そのようなリスクを避けるためにも、空き家を上手に利用できる対処法を考えることが大切です。
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