リースバックとは、所有している家を不動産会社へ売却し、その後は同じ家に不動産会社へ家賃を支払いながら住み続ける方法です。
自宅を売却しても引っ越す必要がないため魅力的である一方、注意しなければトラブルへ発展する可能性もあります。
そこで今回は、リースバックでよく起きるトラブルの事例や注意点、対策をご紹介します。
リースバックでトラブルにならないための注意点
リースバックでは、家の買取価格でトラブルになる可能性があります。
通常の買取価格よりも安くなる傾向がありますが、適正価格をあまりにも下回っていた場合には、すぐに売却すべきではありません。
また、リースバック後に買い戻したくなった場合、買戻価格などの条件でトラブルになる可能性もあります。
そのため、売却する前に買い戻しをする場合の条件も確認しておくことが大切です。
リースバック後にいつまでも住み続けることができず、賃貸期間が制限されている場合がある点にも注意が必要です。
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リースバックでよく起きるトラブルの事例
リースバック後の年間の家賃は売却価格の1割程度といわれており、一般的な賃貸物件より高額です。
そのため、払い続けられなくなってしまう事例が多くあります。
また、買い戻し価格は売却価格に10~30%を上乗せした金額になり、当初は買い戻しを予定していたものの、買い戻せなくなってしまう事例もあります。
なお、家の売却後はリースバックをしても、所有者は不動産会社です。
不動産会社が第三者へ売却してはいけないというルールはないため、知らないうちに家が勝手に売却されてしまったというトラブル事例もあります。
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リースバックでよく起こるトラブルの対策
まずは、普通借家契約・定期借家契約どちらの契約になっているか、契約書をしっかりと確認しましょう。
定期借家契約になっていた場合、契約期間の終了とともに家を明け渡す必要があるため注意が必要です。
また、家の売却価格が適正か、負担になりすぎない払える額の家賃かも確認しましょう。
前述したようにリースバックでは、売却価格は相場より安く、家賃は相場より高くなる傾向があるため、しっかりと確認することが大切です。
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まとめ
今回は、リースバックでよく起きるトラブルの事例や注意点、その対策をご紹介しました。
リースバックには、家を売却してまとまったお金を得ながら住むことができるというメリットがあります。
しかし、注意点を知らずに契約してしまうとトラブルになる可能性があるため、デメリットも把握することが大切です。
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