土地を相続するときに知っておきたいことのひとつが、物件にかかる相続税です。
相続税は所得税のように毎年かかるものではないため、税金の概要や計算方法などがわかりにくいところではないでしょうか。
そこで今回は、相続税とは何か、税額の計算方法、土地の相続税評価額を解説します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
尼崎市の売買土地一覧へ進む
土地にかかる相続税とは
相続税とは、他者の財産が遺産として相続される際に発生する税金です。
ただし、課税対象となるのは基礎控除額を超えた部分のみです。
相続税の基礎控除額は「3,000万円+600万円×法定相続人の数」で計算されます。
遺産の総額が基礎控除額を超えた場合、相続開始の翌日から10か月以内に相続税の申告と納税を終えなければなりません。
相続手続きは、戸籍謄本を確認し、相続人を特定した後、遺言書の有無や遺産内容を調査することから始まります。
相続人が複数いる場合で遺言書がない場合、遺産分割について全員で協議し、遺産分割協議書を作成します。
これらの手続きが完了した後、期限内に相続税の申告と納税を済ませることが基本です。
▼この記事も読まれています
成年後見人による不動産売却方法とは?手続き・売却方法や必要書類を解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
尼崎市の売買土地一覧へ進む
土地に対する相続税の計算方法
相続税の計算手順は、まず負債や葬式費用を除いた遺産総額から基礎控除額を差し引くことから始まります。
次に、相続税の総額を計算するため、各相続人に課せられる税額を算出します。
各相続人に課せられる税額は、「法定相続分に応じた取得額×税率-控除額」で計算することが可能です。
注意点として、各相続人が法定相続分どおりに遺産を受け取ると仮定し、規定の税率を適用することが求められます。
すべての相続人に課せられる税額を計算したあと、それらを合計して相続税の総額が算出されます。
最後に、各相続人が実際に受け取る遺産の割合に応じて税額を按分し、利用可能な特例などの控除分を差し引くことで、各相続人の相続税額が確定です。
▼この記事も読まれています
相続した家を正しく対処して空き家管理をすることは大切な終活のひとつ
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
尼崎市の売買土地一覧へ進む
土地の相続税評価額
相続税評価額とは、相続税の計算において、遺産となった財産の価値を示すものです。
土地の相続税評価額は、路線価方式または倍率方式で算出されます。
路線価方式は、国税庁が道路ごとに定めた単価を使用して土地の価値を算出する方法です。
路線価が設定されている地域に土地がある場合は、路線価方式が適用されます。
路線価がない地域に土地がある場合は、倍率方式が用いられます。
倍率方式は、国税庁が定めた規定の倍率を使って土地の価値を算出する方法です。
路線価および規定の倍率は、いずれも国税庁のホームページで確認できます。
▼この記事も読まれています
リバースモーゲージの利用で充実した老後を!仕組みをわかりやすく解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
尼崎市の売買土地一覧へ進む
まとめ
相続税とは、故人の財産が遺産として相続されるときに発生する税金ですが、課税対象とされるのは基礎控除額を超えた部分のみです。
税額の計算方法はやや複雑であり、まず相続税の総額を計算したのち、各相続人の取得分に応じて税額を按分します。
相続税評価額とは、相続税の計算において、遺産となった財産にどれだけの価値があるのかを示したもので、土地に関しては路線価方式と倍率方式のどちらかを用います。
尼崎市の不動産売却なら有限会社CSホームへ。
お客様に最適なサービスを提供いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
尼崎市の売買土地一覧へ進む
有限会社CSホーム メディア担当
弊社では尼崎市・伊丹市・宝塚市等を中心に不動産情報のお探し(購入)、不動産売却(査定)、新築戸建・中古戸建・売土地・中古マンションなどの売買仲介や、賃貸仲介・賃貸管理まで幅広く行っています。ブログでは不動産に関連した情報をご提供します。