空き家になっている不動産の売却を考えている場合、少しでも高く売るためにリフォームをしたほうが良いのか悩む場合があります。
今回は空き家のリフォームについて、紹介をしていきます。
空き家をリフォームしても 売却価格に上乗せができない！？
不動産の査定額は、築年数を基に考えます。
そのため築年数が経過している物件の場合、リフォームして売却をしようと考えても、リフォーム費用は売却代金に上乗せできない場合があります。
良かれと思って大幅なリフォームを行っても、逆に損をしてしまう可能性がありますので注意しましょう。
中古物件の購入希望者は、リノベーションを行うことを前提に物件を探していることが多いです。
リノベーションで、自分たちの希望する間取りや内装を比較的自由に決めることを目的に、購入を希望する場合もあります。
売却を依頼する不動産業者に、リフォームを考えていることを相談してからでも遅くはないでしょう。
空き家をリフォームする前にチェックしておきたいポイント
売却を考えているのであれば、壊れている部分に関しては、リフォームすべきです。
損傷の内容によってはあらかじめ買主へ伝達し、承諾を得てから売却することもできますし、自身でリフォームせず、値引きをして対応する場合もあります。
リフォームを検討している場合は、以下の5点についてはチェックしておきましょう。
①クロス・フローリングの貼替
クロスとフローリングの貼替は、それほど大きな費用はかかりません。
カビが生えてしまった床や汚れの酷いクロスについては、貼り替えた方が良いです。
木目調の柄を選ぶ際は、フローリングの幅は広めのものを選んだ方が、高級感が出てポイントが高いです。
シートフローリングの場合は、明るめの木目で、温かみのある雰囲気になりますので、部屋の雰囲気に応じて検討してみてください。
②トイレ
どんなに安い物件の購入でも、購入後トイレだけは新しいものに取り替えます。
そのため、売却の際にトイレだけでも新品となっていると、ポイントが高いです。
トイレのリフォームの際は、標準的な機能がついている温水洗浄便座に新調することをおすすめします。
便器も劣化している場合は、便器ごと交換を行いましょう。
③キッチン
キッチンをリフォームすると、しっかりとリフォームをした印象を与えることができます。
蛇口とガスコンロ、換気扇の交換が対象となってきます。
多少値段が上がりますが、最近の新築物件と比較しても見劣りしないものを設置しておきましょう。
④お風呂
リフォームの中で、ユニットバスの交換は最もお金がかかりますので、よほど痛んでいる状況でない限り、ユニットバスの丸ごと交換はしなくて構いません。
シャワーヘッドの交換費用は安く済みますが、シャワーヘッドが大きいタイプに替えると、高級感が出ます。
⑤外壁塗装
一戸建ての場合は建物の印象が外壁塗装によって、かなり変わります。
20年以上、1回も外壁塗装していない場合は、購入希望者にひび割れ等によってかなり古い印象を与えてしまいます。
空き家を高く売却したいのであれば、最低限でも構わないので補修の塗装は行いましょう。
まとめ
いかがでしたか？
空き家の売却をする場合は、適度な掃除やリフォームをすることで、魅力的な物件だとアピールすることが可能です。
売却を依頼する不動産業者に相談をして、スムーズな売却を行なっていきましょう。
私たち有限会社CSホームでは、不動産の売却査定を行っております。
不動産の売却を行いたいとお考えの際はぜひ、当社までお気軽にお問い合わせください。
