空き家を管理するには維持費がかかり、年間で換算すると数十万円にも及びます。
住宅を維持するにはさまざまな管理が必要となるので、費用がかかるのは致し方ないでしょう。
そこで今回は、誰も住まない住宅管理可能かを見極めるため、具体的な維持費をチェックしてみましょう。
空き家の維持費1:固定資産税と都市計画税
空き家の維持費には「固定資産税」と「都市計画税」があります。
固定資産税の税額は、課税評価額に一標準税率である1.4%をかけた数式で求められます。
都市計画税は、市街化区域内に土地や建物を所有している方に課税される特徴があり、郊外や地方へいくほど高くなる傾向にあるのです。
空き家の維持費2:火災保険と光熱費
空き家の維持費には「火災保険」と「光熱費」もあります。
火災保険は、建物の構造や築年数、補償内容や契約期間によって保険料に幅がありますが、目安の費用は年間数万円~数十万円です。
光熱費については、契約を継続している場合に当てはまります。
管理維持のために電気と水道を利用するなら、年間4万円ほど必要でしょう。
光熱費は税金や保険料と比べると大きな維持費でないように思えますが、積み重なると大きくなるコストです。
空き家の維持費3:住宅や庭の手入れ費用
空き家の維持費には住宅や庭の手入れ費用があります。
住宅は経年劣化するので、定期的なメンテナンスが欠かせません。
屋根や外壁の修繕などには工事費用がかかり、大掛かりな工事になると数百万円もの費用が発生します。
また、空き家は住宅だけでなく庭の手入れも管理の一つです。
庭の草木は定期的に手入れしておかないと近隣トラブルになりやすく、放置するにつれ自身での手入れが難しくなっていきます。
きれいな状態を保とうとするなら、少なくとも年に2回ほどは剪定の必要があるでしょう。
庭の規模にもよりますが、業者に剪定を頼むと数万円~数十万円のコストがかかります。
まとめ
空き家の維持費には、税金や修繕費用など、トータルすると大きなコストがかかります。
費用は上述した通りですが、このほかにも管理には時間と手間が必要です。
もし、費用や手間が気になるのであれば、売却の検討がおすすめですよ。
私たち有限会社CSホームでは、空き家の売却をお手伝いしております。
不動産売却のご相談を無料でお受けいたしますので、お気軽にお問い合わせください。