不動産の売却を考えているけれど、ちゃんとした売却理由がないと売れないのでは?と不安を感じている人はいませんか。
売却理由を、正直に買主へ伝えるべきかどうかも悩むところです。
そもそも、不動産はどんな理由で売却されることが多いのでしょうか?
今回は、売却理由TOP5と買主への伝え方について解説しますので、売却に不安を感じている人はぜひ参考にしてみてください!
ネガティブな不動産売却理由でも正直に買主へ伝えてもいいの?
さまざまな売却理由のなかで、離婚や近隣トラブルなどネガティブな理由もあるかと思います。
ネガティブな理由を伝えると、買主にマイナスなイメージを与えてしまう可能性もありますが、売主には説明の義務があります。
シロアリ被害などの物理的瑕疵や近隣トラブルなどの環境瑕疵、その他法律で定められた瑕疵に当たる場合は正直に伝えなくてはなりません。
離婚など瑕疵に当てはまらないプライベートな理由は、伝える必要はありません。
まずは、専門家に瑕疵に当たるケースか確認してから、買主との交渉にのぞみましょう。
不動産の売却理由1位は子どもの成長?ランキングTOP5はこちら!
1位:より良い環境への住み替え
子どもの成長や家族が増えるなどして家が手狭になったケースや、子どもが独立して夫婦2人になったケース。
また、職場からより快適に通勤できる場所へ引っ越しをしたい、などの理由があげられます。
2位:相続を機に売却
親や親族から不動産を相続したものの、自分たちの住宅は別にあるため空き家になってしまうケース。
また、遠方で管理が難しかったり、相続人が複数の場合は現金にして分配したりするケースもあります。
3位:資産整理をしたい
投資物件を現金化したい場合や、相続対策の一環として分配しやすいよう親が生きている間に現金化しておくといった理由が挙げられます。
4位:転勤・転職のため売却
転勤や転職で遠方に住むことになり、通勤が困難になったため売却するという理由です。
5位:ローンの返済が厳しくなった
毎月のローン返済が厳しくなり、生活を切り詰めないといけないようになったことや、ローンの滞納を理由に強制的に売却されるのを防ぐためなどの理由が挙げられます。
理由と関係も?不動産は購入してから何年くらい住んでから売却することが多い?
子どもが中学生や小学生に上がるタイミングで住み替えを選択した人は10年前後、子どもの独立を機に住み替えをした人は、25年以上での売却が多くなっています。