不動産の売却活動は、手持ちの諸費用やローンの返済額などによって活動時期の決め方が変わってきます。
不動産を買い替えたいとき、どんなタイミングで始めたらいいのかをご紹介していきましょう。
不動産の買い替え時期を決めるなら?自身に最適なタイミングを見極めよう
不動産を買い替えるタイミングに悩んでいるなら、不動産を見つけやすい時期に家を探す、または自分の生活の変化に合わせた時期に家を探すのがおすすめです。
基本的に春先や秋は不動産の売買が活発になるため、希望の不動産を見つけやすくなります。
季節に合わせて不動産の買い替え時期を決めるだけでなく、住んでいる家の築年数で買い替え時期を決める方法もあります。
築年数が15年以上経つと家自体の価値が下がってしまうため、できるだけ高く売却したい場合は、築年数が10年を超えた辺りから売却を考えるのがおすすめです。
他にも、ライフスタイルに合わせて買い替えのタイミングを決める方法もあります。
家族が増えたことで手狭になったときや、通勤のしやすいエリアにある家に住み替えたいときに買い替えを決めてみましょう。
ライフスタイルに合わせて買い替えることで、希望のエリアや不動産に対しての要望も明確にさせやすくなるため、必要な家がどんなものか把握しやすくなります。
不動産買い替えのタイミングには売却と購入の順序も重要!
現在住んでいる住居の売却を先行する場合、不動産の売却価格が入ってくるため、新居を購入するための資金を得ることができます。
資金が入ってくることも考えた資金計画を立てることができるので、新居に必要な諸費用を把握してから買い替えをおこなうことができます。
ですが、現在住んでいる家を売却してから新居を購入することになるので、新居が見つかるまでは仮住まいが必要になります。
仮住まいのための費用も用意する必要があるため、出費が多くなってしまう可能性もありますので念頭に置いておきましょう。
新居の購入を先行したい場合は、購入のための資金を自分で用意しなければいけませんが、新居選びに時間をかけることができるので、気に入る不動産をじっくり選びたい方には大きなメリットとなります。
ただ、現在住んでいる家のローンがまだ残っている状態で新居を購入すると、新旧の住宅ローンを同時に支払う二重ローンになる可能性があります。
住んでいる家にまだ残債がある場合は、売却を先行して、その収入をローンの返済額にあて、ローンを完済してから新居の購入をしましょう。