日本国内では、空き家問題が深刻化しています。
その空き家問題を解決すべく、空き家を有効活用するためのアプローチの一つとして、アート展示が注目されています。
本記事では空き家問題の現状から始め、アートがどのように活用され、どのような事例があるのかと、海外の空き家とアート活用についてご紹介します。
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空き家の現状とアート展示について
空き家問題が社会的な課題となる中、その解決策として注目されているのがアートの活用です。
都市部から地方まで、あちらこちらに点在している空き家。
これを目にするたび、資源の無駄遣いだけでなく、地域の荒廃や景観の劣化など、様々な問題が噴出しています。
アート展示は、これらの問題に対する新しいアプローチとして期待されています。
具体的には、地域のアート団体やアーティストが協力し、空き家をギャラリースペースとして活用する試みが近年増えてきているのです。
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空き家とアートイベントの事例
たとえば具体的なイベントとして「家プロジェクト」と称し、直島・本村地区でアートプロジェクトを展開しています。
家プロジェクトとは、空き家などの空間を改修し、空間そのものを作品化しており、街の散策とあわせてアートが楽しめるのです。
そのほかにも、大地の芸術祭の代名詞として、廃校や空き家を活用したプロジェクトもあります。
もともとは使用用途が無く、ほとんど無価値だった古民家を長い時間をかけて再生させ、建物自体すべてを作品としている空き家もあるのです。
さらに、兵庫県神戸市長田区・兵庫区を中心として開催される「下町芸術祭」もあります。
神戸には9つの区があり、その中でも長田区が一番空き家が多いということもあり、昔ながらの風情がある歴史や住宅を楽しむことができ、商店街も残っているのが魅力の一つです。
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海外の空き家とアート活用について
ここまでは日本の空き家活動について、ご紹介してきましたが、国外での空き家とアートの活用事例も参考になります。
たとえば、ドイツのザクセン州にあるライプツィヒで、空き家活用や再生に取り組むハウスハルテンという団体がいます。
中心市街地にある、いくつかの地区では空き家率が50%を超え、市全体でも20%弱になっていました。
そんなドイツの空き家は、築年数が100年を超えるものが多く、建て壊すわけにもいきませんでした。
こうして立ち上がったのが、ハウスハルテンで、最大の特徴として、空間を誰かに使用してもらうことで最低限のメンテナンスをおこなってもらうといった「使用による保全」をコンセプトとしています。
空き家所有者は、使用者が利用することで建物の維持管理費を免れ、空き家使用者は家賃保証が原則無しで、自分の自由に空間を使用することができるのです。
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まとめ
近年、空き家問題においては深刻化してきています。
ただ、先述したように空き家をアートにして地域の活性化を試みたりと、新たな取り組みが発生しています。
この記事を参考に空き家をお持ちの方は、活用方法を見直してみてはいかがでしょうか?
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有限会社CSホーム メディア担当
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