不動産を売却する際には買い手に物件を見てもらうのが一般的ですが、申し込みが入らないケースや、見学したうえで成約に至らないなど、困っている所有者も多いことでしょう。
この記事では、中古マンションを売る際の平均的な内見件数や、申し込みが少ないときの対策を紹介します。
中古マンションの売却を考えている方はお役立てください。
中古マンションを売却する際の平均的な内見件数
内見件数は中古マンションの状況などにより異なり、1件で決まることもあれば30件以上おこなうこともありますが、平均は10件程度です。
買主側も複数の物件の内見をおこない、購入する中古マンションを決定します。
内見1件あたりの所要時間を30分程度、そこに移動時間も加えると、買主が1日でおこなえる内見は3~4件程度だといえるでしょう。
週に1日だけ内見の対応をおこなう場合、成約までに2~3か月ほどの期間が必要になるのが一般的です。
この期間に内見の申し込みが1件もないときには、何らかの対策を検討しなければならないと言えます。
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売却に出している中古マンションの内見件数が少ないときの対策
申し込みが少ないときには、広告や売却条件を見直しましょう。
広告に掲載されている写真が魅力的に見えない場合は、内見に行こうとは思いません。
撮影日は晴れた日を選び、室内の整理整頓をしたり、照明を使って明るい空間を演出したりと工夫をこらして撮影しましょう。
また、周辺の類似物件より売出価格が高い場合は、価格の再設定が必要です。
内見件数が少ないときは、売却時期が原因の可能性もあります。
不動産売買は転勤や進学に合わせて2月から3月に活発になるため、その時期に売却活動をおこなえるようにタイミングを見直してみましょう。
夏場や年末年始は外出が難しい方も多いため、避けたほうが賢明です。
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売却中の中古マンションの内見件数が多いのに成約できない場合の対策
内見の準備としては、何より清掃が大切です。
玄関は印象に残りやすい部分なので、とくに清潔を心がけ、消臭剤などでにおい対策もおこないます。
汚れが目立ちやすいトイレやバスルームなどの水まわりも、きれいに磨き上げましょう。
室内で喫煙する・ペットを飼っているなどの場合は、入念なにおい対策が必要です。
普段住んでいる売主にはわからないにおいが染みついている可能性があります。
また、バルコニーや庭がある物件の場合、買い手がバルコニーや庭に憧れている可能性が考えられ、整然とした空間の演出が望まれます。
部屋が暗いとイメージを下げかねないので、すべての部屋のカーテンを開け、廊下も含めて照明をつけておきましょう。
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まとめ
売却中の中古マンションの内見件数が少ないときは、広告内容や条件の見直しが必要です。
多くの内見に対応しているのに成約に至らない場合には、清掃やにおい対策が足りない可能性があるため、ポイントを押さえて準備を進めましょう。
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