空き家を共有名義で所有している場合、固定資産税を誰が払うのか疑問に思っている方もいるでしょう。
不動産と税金については、あらかじめきちんと理解しておかないと、思いのほか負担が増えてしまう可能性もあり注意が必要です。
ここでは共有名義の空き家を所有している方に向けて、固定資産税は誰が払うのか、考えられるトラブルや揉め事が起こらないようにする方法について解説します。
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
共有名義の空き家に発生する固定資産税は誰が払うのか
固定資産税は不動産の持ち主が支払うものですが、共有名義の場合は所有者全員が支払うのが基本です。
不動産を共有名義にする場合、すべての人に持分が決められているので、持分に応じた額を負担します。
ただし税金の納付書は所有者全員ではなく代表者1人に送られてくるので、多くの場合は最初に代表者がまとめて支払います。
先述した通り、納税義務は空き家の所有者全員にあるため、自分が支払う分を代表者にあらかじめ払っておくか後で返すかの方法で負担するのが一般的です。
▼この記事も読まれています
空き家が放火されたら所有者への責任は問われるのか?
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
共有名義の空き家の固定資産税に関して起きやすいトラブル
共有名義の空き家については所有するすべての人が固定資産税を支払うと決められていますが、なかには負担しない人もいることがよくあるトラブルです。
共有者が代表者に自分の負担額を払わない場合、求償権を行使してお金の請求をします。
求償権はお金を立て替えた際に使用できる権利なので、代表者は該当する人物の分も立て替えて納税するのが重要です。
また、共有者が音信不通になってしまうのもよくあるトラブルです。
この場合の音信不通とは手紙を送っても住所が分からず戻ってきてしまうなど、まったく所在が分からないケースを指します。
解決策としては、不在者財産管理人の選任後、管理人に立て替えた文を請求する方法があります。
▼この記事も読まれています
増加率が高い空き家の種類とは?空き家を放置するリスクも解説!
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
共有名義の空き家で固定資産税関係の問題が起こらないための方法
先述したようなトラブルが起こらないようにする方法の1つ目は単独名義にする手段で、他の共有者と話し合って名義人を1人にできれば納税について揉めずに済むでしょう。
また、共有関係から抜けるのが2つ目の方法です。
共有関係から抜けるためには共有者同士で持分を売買する、持分を第三者に売却する、共有者間で持分の贈与や放棄、分割請求の実施をするなどの方法があります。
いずれにしても共有者同士できちんと話し合いをするのが大切です。
▼この記事も読まれています
空き家の相続放棄とは?管理責任や手放す方法についてご紹介
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
まとめ
空き家を共有名義で所有している場合の固定資産税は、共有者全員が持分に応じて負担します。
このときに多いトラブルは、支払わない人や音信不通になってしまったりする人がいるケースです。
揉め事が起こらないようにするためには、単独名義にする、共有関係から抜けるなどの方法があります。
尼崎市の不動産売却なら有限会社CSホームへ。
お客様に最適なサービスを提供いたしますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
▼ 不動産売却をしたい方はこちらをクリック ▼
売却査定フォームへ進む
有限会社CSホーム メディア担当
弊社では尼崎市・伊丹市・宝塚市等を中心に不動産情報のお探し(購入)、不動産売却(査定)、新築戸建・中古戸建・売土地・中古マンションなどの売買仲介や、賃貸仲介・賃貸管理まで幅広く行っています。ブログでは不動産に関連した情報をご提供します。