近年さまざまな地域で空き家の増加が問題になっていますが、空き家を活用して観光につなげる動きが注目されつつあります。
空き家を活用した地域づくりが成功すれば、増え続ける空き家を資源として利用できる可能性が高いです。
今回は、空き家の増加率や空き家を活用した地域づくり、空き家を観光に活用した事例についてご紹介します。
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空き家の増加率
現在の日本では、核家族化や少子化による承継者不足が原因で、全国各地で空き家が増加しているでしょう。
過去30年間で、全国の空き家の数は394万戸から849万戸にまで増加しており、深刻な問題となっています。
全住宅に占める空き家の割合は13.6%に達しており、空き家の増加率は今後も高まると予想されています。
管理されていない空き家が増加すると、建物の劣化や雑草の繁茂などが進み、地域の景観が悪化し、安全上の問題も発生しやすくなるでしょう。
放置しておくと貴重な宅地が無駄になってしまうため、空き家の活用は急務であると言えます。
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空き家を観光に活用した地域づくり
増え続ける空き家に関連する問題を解決するため、空き家を観光資源として活用する取り組みを行う自治体が増加しています。
空き家の多くは、日本で古くから用いられてきた技術を使った古民家であり、日本固有の文化や歴史を感じられる建物です。
そのため、民泊やカフェ、資料館などさまざまな形で活用され、観光資源としての活用が試みられています。
これらの取り組みは、とくに海外からの観光客に好評で、空き家の新たな価値創出に貢献しています。
カフェなどの施設として生まれ変わった古民家を目的に地域を訪れる人々が増え、地域活性化にもつながっているでしょう。
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空き家を観光資源として活用している事例
実際に空き家を活用した事例として挙げられるのは、兵庫県丹波篠山市の取り組みです。
旧丹波国の城下町として栄えた町並みを活用し、宿泊施設やカフェ、レストラン、工房などを誘致しています。
この取り組みにより、雇用の創出や移住者の増加にもつながっています。
また、長崎県小値賀町では「暮らすように旅をする」をコンセプトに、空き家を宿泊施設として活用し、古民家ステイやレストランとしても利用されているでしょう。
さらに、個人の観光客を誘致するため、食事、宿泊、過ごし方の手配をおこなう窓口機能が設立されています。
宮崎県日南市では、重要伝統的建造物群保存地区に指定された飫肥地区の歴史的町並みを活用し、宿泊施設として観光客を誘致しています。
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まとめ
全国的に増加し問題になっている空き家ですが、活用方法を工夫すれば観光資源として使用できる可能性があります。
古い住宅をカフェや宿泊施設にすることにより、日本の文化や歴史に触れられる観光資源として活用するのです。
実際にさまざまな地域で空き家を活用した事業がおこなわれており、地域づくりに活かされています。
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有限会社CSホーム メディア担当
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